2024年1月19日 オークス上深川
「多施設間共同研究はじめます!!!」
お正月気分も抜け、寒さも一層厳しく感じられる頃となりました。
管理者・理学療法士の宇谷です。
今回は、今年の新しい取り組みについてのお知らせです。
リハビリテーション医療にもデジタルトランスフォーメーションの波が押し寄せてきています。
私たちも、その波に乗り遅れてはいけないという事で、「研究!!新しい取り組み」を始めます!
最新医療は、急性期医療機関でしか受けることが出来ないと考えられてきましたが、医療業界ではリハビリテーションにおいて入院期間の短縮や、
リハビリテーション算定日数制限などで、在宅に戻られても、最新のリハビリテーション医療が受けれるようにしなくてはならないという事で、
関連した研究が、各所ですすめられています。
実際、オークスの体験利用の問い合わせや、新規利用のご相談の際にも、脳卒中を発症したり、
様々な術後に退院される流れで、通所介護でのリハビリを希望される方がとても増えているように感じます。
以前は退院してもその病院の外来診療部門でリハビリをされているような方でも、
介護保険部門でのフォローとなる事がいろいろな事情から多くなっているのでしょう。
そのような、ご利用者様の「もっとしっかりリハビリをしたい!!」「もっと良くなりたい!!」「デイサービスでもちゃんとリハビリを受けたい」
とのリクエストにお応えすべく私たちも日々勉強しそのお気持ちに寄り添って参りました。
今回、素晴らしいご縁を頂き、東京都立大学の金子文成准教授と広島都市学園大学の田邉淳平助教とデイサービスセンターオークス上深川とで
多施設間共同研究を始めることになりました。
昨年、金子准教授にオークスにおいでていただき、
実際に視覚誘導性運動錯覚(Kinvis)を用いた臨床介入をオークスに通われている脳卒中片麻痺を有するご利用者様に実施しました。
動画が上げれないので、介入前と後をお見せ出来ないのが残念ですが、おひとりの方は即座に効果が出て、
足関節は動かず足趾の伸展しかできなかった方が、足関節がグググっと起こせるようになり、
その場にいる私たちもご本人様もびっくり!!
思わずその場にいたみんなで歓喜の声を上げてしまいました。
私は、その時の、ご利用者様の目の輝きと希望に満ちた表情を見て、本当に涙が出そうになりました。
これは絶対にやるべきだと確信しました。
今後は、臨床のデータを取っていくのと並行して
*デイサービスで実施するならではの、治療パッケージを作ること
*在宅リハビリの現場で、タブレットを使用した(Kinvis)を用いた治療の確立
*保険医療にとらわれない(Kinvis)を用いたスペシャルなリハビリの提供
が出来るようになったら素晴らしいなと思っています。
まだまだ始まったばかりですが、今回の共同研究で、オークスから「もっと良くなりたい」のお気持ちにより添ったサービスの提供が出来るようになればと思っています。
退院し在宅に帰ることで、リハビリをあきらめるのではなく、在宅に帰ったところから、一緒に新たにスタートできる場所にオークスがなれるように、
スタッフ一丸となって進めて参ります。
また、この取り組みにご興味があるご利用者様やご家族様、ケアマネージャー様などいらっしゃいましたら、
是非実際に見学にいらして頂けたらと思っています。
読むのと、実際に見るのでは大違い!!
ご利用者様と一緒に「よくなる!!」にこだわってサポートしていきたいと思います。
新規・体験利用、随時受け付けております。
ご興味のある方は、オークス上深川までご連絡をお待ちしています!
おかもと整形外科クリニック:http://okamoto-seikei.jp/
おかもと整形外科クリニックデイケア: http://okamoto-seikei.jp/daycare/
おかもと訪問看護リハビリステーション:http://okamoto-seikei.jp/houmonkango/index.html
オークス上深川(デイサービス):http://okamoto-seikei.jp/orcs_kamifukawa/index.htm