アイシング

2020年7月14日 おかもと整形外科

おかもと整形外科クリニック理学療法士の西村です。

今回は、アイシングの方法について紹介していきます。

 

怪我(捻挫、打撲)をして痛みが強い、腫れている、熱をもった感じがする。

そんな時に行うのがRICE処置です。損傷した部位の炎症を最小限に止めるために行う

応急処置のことです。怪我をした直後に適切に行うことで治癒を早めることができます。

 

RICE処置では以下の4つを行います。

Rest(安静)

怪我をしている時に無理に身体を動かしたり、体重をかけたりすると痛みが

強くなったり、悪化したりします。

 

Ice(冷却)

患部を冷やすことで痛みを減らし、内出血や炎症を抑えます。

氷嚢やビニール袋に氷を入れ、患部を冷やすようにして20分間当てます。

20分後、氷を外し、2~3時間程度経ったら再び冷やします。これを2~3日は行いましょう。

 

 

 

 

 

※長時間の過度な冷却は、凍傷の恐れがあるため控えましょう。

※保冷剤は、時間が経っても溶けないため凍傷の恐れがあります。

※皮膚にかぶれやただれが出た場合は、ただちに中止してください。

 

Compression(圧迫)

患部を圧迫することで、内出血や腫れを抑えます。

包帯などで圧迫を行います。

 

 

 

 

 

 

※皮膚が変色した場合には、圧迫を緩めましょう。

 

Elevation(挙上)

患部を心臓より高い位置に挙上することで腫れや炎症を抑えます。

クッションや枕などを使用して挙上を行います。

怪我をして3日間は入浴を避け、シャワー浴のみにしてください。

痛み、腫れ、熱感が治まるまでは、しっかりアイシングを行うようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

わからないことがあれば、お気軽にご相談ください‼

 

おかもと整形外科クリニック Tel:082‐280‐1123

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