2020年8月24日 おかもと整形外科
ORCS(オークス)のご紹介
おかもと整形外科クリニック理学療法士の三戸です。
本日は当院リハビリテーション科の大きな特徴である、運動施設ORCS(オークス)の
紹介をさせていただきます!
ORCS(オークス)とは?
ORCSとはOkamoto Re Conditioning Serviceの略称です。
理学療法士によるリハビリだけでなく、マット上での運動、ウエイトトレーニング、
マシントレーニング、有酸素運動など様々な運動をする事ができます。
運動プログラムに関しては、理学療法士による身体機能検査のもと、
個々に合わせた最適な運動プログラムを提供致します。
ORCSには、運動指導の資格を持ったスタッフが在籍しており、運動指導の予約制も設けております。
運動に自信がない方、トレーニング方法がわからない方でも予約していただければマンツーマンで指導させて頂きます。
ORCSで行っているリハビリテーションメニューは?
~理学療法士によるストレッチ&マッサージ~
~運動器具・マットを利用した自主トレーニング~
~電気を利用した物理療法~
~専門スタッフによる運動指導~
運動の効果って?
そもそも運動はなぜしなければならないのでしょうか?
我々人間は何もしなければ30代をピークに年間0.7%ずつ筋肉が減っていきます。
そうすると筋力低下が進み日常生活に様々な支障をきたしてしまいます。
何よりも人間はじっとしておくように作られていないのです!
さて、それでは運動にはどんな効果があるのでしょうか?
・ 基礎代謝が上がり痩せやすくなる
・ 日常生活が楽になる 腰・膝の痛みが緩和される
・ 怪我をしにくくなる
・ 精神的にポジティブになれる
・ 疲労を感じにくくなる
運動を行うことでご自身の身体について知って頂くことも大切ですし、
当院では運動を行いやすくする環境としてORCSを利用して頂いております。
ご利用についてご不明な点はスタッフまで!
一緒に動きやすい身体づくりをしていきましょう!
おかもと整形外科クリニック
Tel:082‐280‐1123
ホームページアドレス
おかもと整形外科クリニック: http://okamoto-seikei.jp/
おかもと訪問看護リハビリステーション:http://okamoto-seikei.jp/houmonkango/index.html
オークス上深川(デイサービス):http://okamoto-seikei.jp/orcs_kamifukawa/index.html
2020年8月24日 おかもと整形外科
リハビリって何をするの?
みなさんこんにちは!
おかもと整形外科クリニックの理学療法士の三戸です。
当院でのよくある光景として・・・
医師「さて、ここがこういう状態なので痛みの原因はここにあると考えられます。
薬を使って炎症を抑えましょう。さらに今日からストレッチなどのリハビリを行っていきます。
では、リハビリ室へ行きましょう!」
患者様「リハビリ?薬と湿布くらいかと思ってた。何をするんだろう?」
なんて会話が繰り広げられることがあります。
また、逆に「リハビリをしっかりしてくれると聞いて」と
遠方から当院へわざわざお越し下さる患者様もいらっしゃいます。
今日は当院でおこなっている理学療法を中心としたリハビリについて
ご紹介させて頂きます。
リハビリの流れ
1.医師の処方
まずは診察にて画像検査や問診、整形外科的検査などを踏まえて
医師がリハビリの必要性を判断し、リハビリの処方を出します。
(薬と同じようにリハビリもやはり「医師の処方」ありきなのです)
2.リハビリ室にて理学療法評価
医師の処方のもとに担当の理学療法士が
現在ある症状や日常生活で困っていることなどを問診していきます。
問診では症状に関係のありそうな生活での動作や仕事との関連性、
学生さんであれば、部活動の練習の様子や競技のことについてなど
様々なことをうかがい、リハビリの目標を設定していきます。
(こうした問診という会話を通じて患者様と目標を共有したり、
患者様がご自身の身体について分かって頂くことができます)
そして、症状の出る動きなどを実際に行ってもらい、
動きと症状の関連性を評価していきます。
歩くことや、必要に応じてランニングマシンを使っての評価、
野球のピッチャーであれば、投げる様子などを見させていただきます。
(理学療法士は動きの専門家なのです!)
そしてさらに問題のある関節の動きや筋力などを細かにチェックしていき、
動きと症状の関連性をより具体的に評価していきます。
(そうした中で患者様へご自身の身体の強みや弱みなどをお伝えしていきます)
3.徒手療法や物理療法
理学療法評価によってわかった筋力の弱さや体の固さなどの問題点に対して、
ストレッチや関節の動きを促す施術、電気治療などを行い、
まずは動くために必要な身体の環境を整えていきます。
4.運動療法
ストレッチやマッサージで症状や症状に関連する悪い動きが改善するわけではありません。
「自分で自分の身体をコントロールすること」が当院の目指すところです。
動きやすい環境を整えたうえで、自裁に望ましい動きを身体に学習させていきます。
弱くなっている筋肉の強化や動きの練習など様々なエクササイズを組み合わせていきます。
こうしたエクササイズを通じて、症状が軽くなり、動きやすくなる、
という事を実感していただくことを常に考えてリハビリを提供しております。
5.セルフエクササイズ指導や日常生活指導
さらに重要なのは、ご自宅でも継続してストレッチ等の運動を行って頂くことです。
パンフレットなどを用いて、自宅でおこなって頂きたいエクササイズの説明や
症状を悪化させないための生活での工夫などをお伝えさせて頂いております。
セルフストレッチの例:自宅で出来るエクササイズ~大腿四頭筋~
生活上の注意点の例:五十肩になったら、どうしたらいいの??
さらにおかもと整形外科クリニックでは、運動を行う環境として
Okamoto Re Conditioning Service :ORCS(オークス)
を併設しており、積極的な運動の提供を実施しております。
このようにおかもと整形外科クリニックでは、
患者様に少しでも自分の身体のことを分かって頂くとともに、
ご自身で身体をコントロールしていくことができるように
なっていただくことを目指してリハビリを提供しております。
お困りごとがあれば、ぜひご相談下さい!
おかもと整形外科クリニック
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2020年8月16日 おかもと整形外科
腰椎椎間板ヘルニアとは?
おかもと整形外科クリニック理学療法士の西村です。
今回は、腰椎椎間板ヘルニアという疾患について説明していきたいと思います。
ヘルニアという言葉はよく聞くことがあると思います。
ヘルニアとはどのような状態なのか、なぜヘルニアになるのかご存じでしょうか?
日本整形外科学会より、腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨(椎骨)の間でクッションの役割をしている椎間板という組織が、
後方へ飛び出し神経を圧迫することで症状が出現します。
腰椎椎間板ヘルニアになる要因
日常生活での椎間板への負担が蓄積されることで発症します。
中腰などの悪い姿勢での動作や作業、加齢、肥満や喫煙などによりヘルニアが起こりやすくなることが知られています。
腰に負担のかかる要因としては、重量物の持ち上げ、スポーツ、肉体労働、外傷などがあり、活動性の高い20代~40代の男性に多くみられます。
症状としては、腰痛をはじめ、片側の下肢のしびれや痛み、放散痛、力が入りにくいなどが特徴です。
腰痛のほかに、片側のお尻や足にかけてしびれや痛みが出現した場合には、腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。
多くの人は、前屈をした際に痛みやしびれが増強します。そのため、ヘルニアを疑う場合には、立った状態で前屈をしてみてください。
前屈をして痛みやしびれが強くなったり、症状が強い場合などは、一度当院に受診してみて下さい。患者様の状態に合わせてリハビリを提供します。
自宅・職場での腰痛予防(物を持つ動作)
✖ 悪い例 〇良い例
✖ 左の方法では、膝が伸びた状態で下肢の力を使うことができず、
腰への負担が強くなります。
〇 右の方法では、膝を曲げることにより下肢の力も使うことができて、
腰への負担が軽減されます。
腰を痛める人は、物を持つ際に左の方法で行っている人が多いです。
腰痛予防のためにも右の方法で物を持つようにしましょう。
腰の痛みでお悩みの場合は、迷わず受診することをお勧めします。
理学療法士と相談しながらリハビリをしていきましょう。
日本整形外科学会より引用
(https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbar_disc_herniation.html)
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2020年8月12日 おかもと整形外科
五十肩になったら、どうしたらいいの??
こんにちは。リハビリテーション科 理学療法士の田村です!
梅雨が明けて、ついに本格的な夏になりましたね。しかし、暑い…
こまめに水分を取って熱中症に気をつけましょうね。
さて、本題に入りますが、
『五十肩』って聞くと、どんな症状を思い浮かべますか?
・肩が上がらない
・痛みがある
・服を着るのが難しい
こういった症状を思い浮かべましたか?
そうなんです。
実際、これらを訴えて来院される方が多くいます。
しかしその一方で、いずれ治ると我慢している方も多くいます。
果たして我慢して良いのでしょうか?
そこで今日は、
なぜこうなるのか、何をしたらいいのか、予後はどうなのか、などなど
五十肩 について説明していきます。
○五十肩の原因
五十肩の正式名称は「肩関節周囲炎」です。(日本整形外科学会より)
名前の通り、肩関節の周囲にある組織のどこかに炎症が起こっている状態です。
この炎症が肩に痛みを引き起こしたり、動きを悪くしたりします。
残念ながら、炎症が生じる原因は未だにわかっていません…
では、五十肩には、何をしたら良いのでしょうか。
○何をしたら良いかは、肩の状態によって変わる!!
大切なことは、発症からの期間と肩の状態です。
五十肩には、急性期、拘縮期、回復期という3つの病期があります。
急性期は、夜間時に痛みがあることが特徴で、何をしていても痛みがあります。
拘縮期は、痛みがある程度落ち着きますが、肩が上がらない状態になります。
回復期は、痛みの消失と肩関節の可動域の回復が見られます。
今がどの時期かを知り、適切な対応をすることが大切です。
具体的に、痛みがある場合の対処法をご紹介します。
上の写真は、当院の「肩関節痛に対する生活指導」のパンフレットから抜粋したものです。
お求めの方は、当スタッフにお申し付けください。
では、五十肩はよくなるのでしょうか?
○五十肩の予後
朗報です!
五十肩は、基本的に 自然経過で良くなる とされています。
しかし、現実は人によって回復のスピードは様々で、1年以上かかる方もいます。
そこで当院では、一人一人の肩の状態を把握した上で、適切なリハビリを行うことで回復を促しています。
実際、個人的な経験則ですが、我慢せず早期に受診しリハビリを受けて頂いた方は、短期間で改善する印象があります。
○早期受診をお勧めします
自然経過で良くなるとされていますが、その肩の痛みが本当に五十肩かはわかりません。
別の疾患の可能性もあります。
適切な診断のためにも受診し、病期の把握とリハビリを受けることをお勧めします。
最後に、肩関節は痛みを出さないのが基本です。
当院ではそのアドバイスができます。
我慢せず早期のご来院をお待ちしております。
おかもと整形外科クリニック
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2020年8月5日 おかもと整形外科
自宅で出来るエクササイズ~大腿四頭筋~
皆さん、こんにちは!
おかもと整形外科クリニックの平田です。
最近、ご自宅で身体のケアは出来ていますか?
今回もセルフエクササイズについてご紹介していきたいと思います!!!
今回、ご紹介するのは・・・
「大腿四頭筋」
のセルフエクササイズです。
ご存知の方も多いと思いますが、こちらの筋肉は太ももの前側についている筋肉です。
この画像にもあるように、4つの筋肉で構成されています。
- 大腿直筋 ②内側広筋 ③中間広筋 ④外側広筋の4つで構成されていることから大腿四頭筋という名前が付いています!
そんな大腿四頭筋の大事な役割として、
- 体重・膝関節を支える。
膝の関節を支える役割を持つ、大腿四頭筋が弱くなると「膝の痛み」の原因となります。
特に「内側広筋」は膝の内側を支えている為、内側広筋が弱くなると膝の内側の半月板や側副靭帯にストレスがかかり、
膝の内側を痛めやすくなります。また、筋肉のバランスとして内側広筋は弱くなりやすく、
外側広筋は発達しやすい傾向にあるので、外側広筋はストレッチで柔らかくし、
内側広筋はトレーニングで鍛えると、内側と外側のバランスが整い、「膝の痛み」の改善に効果的です!
- 基礎代謝を上げる筋肉
大腿四頭筋は、見た目からも分かるように大きな筋肉です。
その面積が大きい筋肉が弱ってしまうと、基礎代謝が落ちてしまう為太りやすくなり、
基礎体温が下がり免疫力が落ちる原因にもなります。
この大腿四頭筋を鍛える事で、基礎代謝が上がり痩せやすくなり、基礎体温も上がる為冷え性改善などにも効果的です!
その他にも、沢山ありますが皆さんは大腿四頭筋が硬いとどうなるのか・・・? ご存知でしょうか。
硬いと、「反り腰」の原因となり「腰痛」につながります。
その理由は、以下の通りです。
大腿四頭筋の中の大腿直筋は、骨盤の前面についている筋肉で
ストレッチをしていないと大腿直筋が硬くなります。
↓
硬いと、骨盤が前に引っ張られて前方に倒れてきます。
↓
すると、バランスを取るために無意識に腰を反るようになります。
↓
それが反り腰の原因となるのです。
そうならない為にも、予防するためのセルフエクササイズをご紹介していきます!
はじめに、こちらの体勢になっていきましょう。
うつ伏せになり、片方の脚を膝から手前に曲げてきて、お尻に近づけるように手で持ちストレッチをしていきましょう!
太ももの前側が伸びていたら大丈夫です。上半身も床につけてリラックスした状態でするようにしましょう。
こちらを、両脚20秒✖︎3セットします。
大腿四頭筋という名前の通り、単純に真っ直ぐストレッチすることも大切ですが、
少し外側に倒してみたり、内側に倒してみたりしてストレッチをしてみて下さい!
手が届かない場合はタオル等を使っても大丈夫です!
また、ストレッチをすると腰が反りすぎる方や、リラックスできない場合は
バスタオル等をお腹の下に敷いてするのも良いと思います!
次に、女性の方はあんまり伸びていない方も多いのでは無いでしょうか?
そんな方は、脚の下に枕やクッション等を置いて高さを出していきましょう。
次に身体を横にしてするやり方をご紹介します。
こちらは、うつ伏せですると逆にしんどい方やリラックス出来ない方は横向きでしてみて下さい!
こちらの体勢の方が、手も握りやすい方もいるかもしれません!
横になり、先ほどと同じように膝を曲げて手で持ちましょう。
そこから、太ももの前を伸ばすように脚を後ろに引っ張っていきます。
その時に、上半身も一緒に後ろに倒れてしまいがちなので、
上半身はキープさせて曲げている方の脚だけ後ろに引っ張るようにしましょう!
太ももの前側が伸びていたら大丈夫です。
これも両脚20秒✖︎3セットしましょう!
しっかりと大腿四頭筋を伸ばすことは出来たでしょうか?
今日は、自宅で出来るセルフエクササイズについてご紹介させていただきました!!!
また、次回もお楽しみに!
おかもと整形外科クリニック
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オークス上深川(デイサービス):http://okamoto-seikei.jp/orcs_kamifukawa/index.html
2020年8月1日 オークス上深川
本日のイベント食!
梅雨も明けて、暑さで少しバテ気味の
デイサービスセンターオークス上深川の相談員 國川です。
皆様暑さに負けないように、お食事をしっかり食べられていますか?
今日のオークス上深川の昼食はうなぎでした。
今年は夏の土用の丑の日が7月21日と8月2日の2回あります。
明日は日曜日でオークス上深川がお休みになるので、
前倒しでご利用者様にウナギを食べて頂きました。
夏の「土用の丑の日」は、ちょうど暑さが一年の中でもっとも厳しく、夏バテになったり食欲不振となったり、体が疲れやすくなる時期です。
うなぎはたんぱく質や疲労回復に役立つビタミンB2などを豊富に含んでいるため、夏バテ防止や食欲不振の解消につながると考えられ、食べられています。
本日のご利用者様も「おいしい!」 「今年初めて食べた!」 などと言われて、皆様笑顔で食べられてました。
デイサービスセンターオークス上深川では、季節に合わせたイベント食も提供させて頂いておりますので、興味がある方はぜひご連絡をください!
おかもと整形外科クリニック Tel:082‐280‐1123
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