ロコモティブシンドロームのチェック方法!
2021年3月25日 おかもと整形外科
だいぶ暖かくなり、花粉が飛び出しましたね。
おかもと整形外科クリニックの田村です。
今回は、ロコモティブシンドロームのチェック方法をお伝えします。
自分や身の回りの人が、ロコモかチェックしてみてください。
方法1 立ち上がりテスト
まず40cmの台に両腕を組んで腰かけます。このとき両脚は肩幅くらいに広げ、
床に対して脛(すね)がおよそ70度(40cmの台の場合)になるようにして、
反動をつけずに立ち上がり、そのまま3秒間保持します。
これができれば、片脚で同様に立ち上がりできれば台の高さを10cmずつ下げて、
最終的には10cm台の低さで片脚立ちを行います。
片脚立ちが40cm台でできなければ、両脚で10cmずつ台を下げて立ち上がりを行います。
結果判定
立ち上がり結果 | 評価 | |
ロコモ度1 | どちらか一方の脚で40cmの台から立ち上がれないが、両脚で20cmの台から立ち上がれる | 移動機能の低下が始まっています |
ロコモ度2 | 両脚で20cmの台から立ち上がれないが、30cmの台から立ち上がれる | 移動機能の低下が進行しています |
ロコモ度3 | 両脚で30cmの台から立ち上がれない | 移動機能の低下が進行し、社会参加に支障をきたしている状態です。 |
方法2 2ステップテスト
1 スタートラインを決め、両足のつま先を合わせます。
2 できる限り大股で2歩歩き、両足を揃えます(バランスを崩した場合は失敗とし、やり直します。)
3 2歩分の歩幅(最初に立ったラインから、着地点のつま先まで)を測ります。
4 2回行って、良かったほうの記録を採用します。
5 2歩幅cm ÷身長cm=2ステップ値を算出します。
◯結果の判定方法
2ステップ値 | 評価 | |
ロコモ度1 | 1.1以上1.3未満 | 移動機能の低下が始まっています |
ロコモ度2 | 0.9以上1.1未満 | 移動機能の低下が進行しています |
ロコモ度3 | 0.9未満 | 移動機能の低下が進行し、社会参加に支障をきたしている状態です。 |
いかがでしたか。
どのレベルでもロコモに引っかかった方は、運動をすることをお勧めします。
当院では、ORCSを併設しているため、そちらで運動することができます。
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