2017年6月1日 おかもと整形外科
社会福祉法人光清学園で腰痛予防講習の講師を務めさせていただきました!
理学療法士の井出です。
2017年5月30日(火)に社会福祉法人光清学園様より、講師としてお招きいただき、介護職員の皆様に腰痛予防のお話をさせていただきました。
介護の現場は腰に負担のかかる動作がたくさんあります。翌日からの業務が少しでも楽にできればと思い、実技時間を多くとり入れた内容とさせていただきました。
身体を前に曲げる。反らす。まわす。力を入れる。ゆるめる。
参加された皆様には、適切な刺激を適切な箇所に入れることで、腰の負担を減らし、なおかつ体の動きが大きく変わることを十分体験していただくことができたようで安心しました。
この度は、腰痛予防講習にお招きいただきありがとうございました。また、業務後にも関わらず参加してくださった介護職員の皆様ありがとうございます。
厚生労働省の調査によると、保健衛生業に分類される介護職・医療職は、小売業、道路貨物運送業と並んで腰痛発生件数トップ3です。平成14年から26年の腰痛発生件数をみると、保健衛生業の中でも、医療保健業(病院、診療所等)の発生件数が横ばいなのに対して、社会福祉施設(児童福祉施設、介護施設、老人福祉施設、障害者施設等)の腰痛発生件数は2.5倍と増加しています。
私たちは、障害・外傷予防の観点からも、地域の皆様の健康づくりをサポートしていきたいと思います。