オスグッド・シュラッター病(オスグッド病)
2020年12月15日 おかもと整形外科
おかもと整形外科クリニック理学療法士の西村です。
寒くなってきましたが、体調を崩したりしていませんか?
コロナ渦で大変ですが、みなさんで予防をしていきましょう!!
さて今回紹介するのは、オスグッド・シュラッター病(以下:オスグッド病)です。
オスグッド病とはどのようなものかご存じでしょうか?
オスグッド病という言葉は聞いたことあるけど、どのような症状で、どのような人がなりやすいのか分からないという人もいると思います。
そんな人のために今回オスグッド病について説明していきます。
〇オスグッド病の症状
脛骨結節という膝のお皿の下にある骨が徐々に突出してきて、痛みが生じます。
症状としては、腫れたり、物が当たると痛い、運動をすることで痛みが生じるなどがあります。。
特に成長期のスポーツ少年に好発すると言われています。
〇オスグッド病の原因
10~15歳の成長期の子供が、跳躍やボールを蹴る動作を繰り返し行うことで、
脛骨粗面の炎症、部分的剥離、微小裂離骨折が生じることがあります。
大腿四頭筋という大腿の前面にある筋肉が硬くなると、
膝蓋靭帯を介して脛骨結節に繰り返し牽引ストレスが生じて上記のような症状が出現します。
※大腿四頭筋は膝のお皿を経由して脛の骨に付着します。
大腿四頭筋は膝を伸ばす際に働く筋肉で、蹴る動作や跳躍の動作で負荷がかかりやすいです。
〇オスグッド病の予防
成長期の一過性の病気であり、成長が終了すると治癒することが多いです。
痛みが強い時期はスポーツを休むようにしましょう。
熱を持っていると感じる時はアイシングを行いましょう。
大腿四頭筋という大腿の前面の筋肉が硬くなると症状が出現しやすいので、
以前ブログで紹介しているストレッチを無理のない範囲で行いましょう。
少しでも分からないことがあれば迷わず受診することをお勧めします。
一緒にリハビリを頑張りましょう!!
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