温める?冷やす?どっちがいいの?
2021年6月9日 おかもと整形外科
こんにちは、クリニックの福井です‼︎
今年は、梅雨が早く訪れ、なんだかスッキリしない日が続いていますね、、、
クリニックで患者さんとお話をしていると、痛いところを温めたら良いのか、
冷やしたら良いのかとよく質問される事が多々あります。
何でもかんでも冷やしたら良いわけではありません‼︎
実は、間違えると痛みが増してしまう可能性があることも、、、
今日は、自宅でできる対応について説明していきたいと思います。
冷やす・温めるの判断は、病気や怪我の受傷してからの時期によって判断します。
◯ 冷やす事で得られる効果
ダメージを受けた組織の二次的な障害の予防・局所の腫脹の軽減・痛みの緩和等
◯ 冷やした方が良い時期
怪我をしてから2〜3日は、急性期と呼ばれる時期です。
この時期は、冷やすようにしましょう。
もっと細かく確認すると痛みが出ている部位が熱を持っている、腫れが生じている場合は冷やすようにしましょう。
普段痛みが出ている部位が、急に痛みが増強したなどで熱を持っていたりする場合も冷やしましょう。
◯ 冷やす時の注意点
冷やす事に過敏で、蕁麻疹がでたり、皮膚変色が生じたりする場合は注意しましょう。
また、凍傷や長時間・広範囲での冷却による体温低下には注意しましょう。
◯ 温める事で得られる効果
痛みの緩和・筋肉の緊張緩和・血管の拡張による老廃物除去・リラックス作用等
◯ 温めた方が良い時期
怪我をしてから、急性期を過ぎて慢性的に痛みが続く場合は温める方が良いと言われています。
この時に、痛みがある部位が熱を持っていないか腫れていないかを確認してください。
◯ 温める事の注意点
腫れや熱感のある部位や出血がある場合、また悪性腫瘍がある部位は避けてください。
また、温度感覚が鈍っている・知覚障害のある場合は避けましょう。
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